うつ病は誰のせい?ー日本社会の根本を変えるために

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メリークリスマス!

何だ、まだ早いのかw笑 でも早いメリークリスマスを! ^ ^

今日は英会話教室をやっている友人のクリスマス・パーティーに参加して、1歳から9歳までの子供たちと一緒に素敵なクリスマスを過ごした。帰りに電車の中で一緒にいた一人の友人、ある福祉施設で働いているRさんとうつ病の話をしていた。

彼の仕事は心の病気にかかっている患者さんのケアをすること。例えば一緒に遊んだり、悩み相談したり、薬の管理もしたりするらしい。

「日本って素敵な国だなー。生活保護が充実している。働けない人は毎月12万円ぐらいの生活保護金をもらえる。」

えええ?働けなくても毎月12万円もらえる?Rさんによると、彼の務めているとこの施設も無料で使えるらしい。患者さんの使用料は国から支援を受けているらしい。

 

うつ病の原因は?

うつ病の原因、日本社会の問題

僕は心の中にすごく疑問が生じた。「働けないってどういうこと?」働かなくても毎月12万円もらえるというなら、マレーシアの国民は皆仕事しなくなっちゃうよ。

「もちろん条件はあるよ。健康の問題で働けないと証明された場合だけ受けられる」

健康の問題って何?とRさんに聞いたら、どうやら彼のところでは心の病気ーうつ病にかかっている人が多いらしい。「ひどい人は自殺傾向があったりする。軽い人でも引きこもる。10年続いてケアを受ける人もいる。」って

うつ病にかかる原因は一体何だろうとRさんに聞いて、いろいろな原因があると教えられたが、その中に僕らが議論したのが、経済的に追いつめられるとか、中卒やニートなどの身分で社会に認められないとか、会社の仕事のストレスとか。。。

 

会話の内容をまとめて、日本人がうつ病にかかる根本的な原因をこのように述べていきたい。

  • 終身雇用=多様性抹殺
  • えっ?経済的に追いつめられる?日本って裕福じゃん?
  • 肩書き社会の日本だから
  • Why を聞く力

この記事は僕らの会話をまとめた内容で、決して研究の発表でも何でもないことをご了承 ^^” 

 

終身雇用=多様性抹殺

うつ病の原因終身雇用は多様性抹殺

会社のストレスがたまってうつ病になった人が多いと聞いた。

Rさんとの議論の中で、僕らが共通で賛成したのは、終身雇用の考えをやめろ!ってこと。今の日本は少しずつ変わってきているとはいえ、まだまだ終身雇用指向の風潮が強いと感じる。僕にとって、終身雇用=多様性抹殺、ということだ。

グローバルの時代に、皆が一斉に唱えるのは、価値観の多様性だ。終身雇用という考え方は、言い換えると、同じ会社にい続けなければならないという考え方で、ここがストレスをためるネックなのではないだろうか?

 

「だめだ、これをやらないと、3ヶ月連続残業してまでもやらないと、首を切られる。首になったら俺はもう社会のくずだ」

 

こう考えるからこそ、ストレスがたまるだろう。ここで僕が気にする問題は、「仕事と生き方と、どちらの言葉が好き?」今の時代では、仕事よりも、生き方だと僕は思っている。

終身雇用の考えがあるからこそ、今の仕事を厳しく考えすぎて、ストレスをためてしまうのだ。自分の長期的な生き方を考えることが大切だ。もし自分の生き方として接客をやりたいと思っているならば、「今の会社が自分と合っていなかったら、まだまだ接客ができる仕事は沢山あるよ」と思ったら、別に今の仕事のきつさにはストレスに思うことはないはず。

 

中国語ではこういう諺がある。「此处不留人,自有留人处」

意味は、「ここで必要とされなくても、私を必要としてくれるところはほかにもある」。この考え方をしていたら、自分の生き方を実現できる・実現してくれる場所は他にもあるはず。ストレスなんかたまってたまるか?

マレーシアや他に多くの国では、転職は普通のことだ。寧ろ、転職の経験がない人は仕事能力が低いとみなされる場合もある。今の会社をやめたっていい。一つの経験値として有利な武器になれるというのは、外国の文化だ。もちろんこの文化は絶対良いとは言っていない。言いたいのは、日本でも少しこの文化があったら、皆終身雇用の罠にとらわれすぎなくなるのだろう。

 

でも現実的に、日本ではそう簡単にはいかない。なぜこの考え方が普及しないだろうか?

 

えっ?経済的に追いつめられる?日本って裕福じゃん?

もう一つ、経済的に追いつめられるとは、マレーシア人の僕にはとうてい想像しがたい。なぜなら、フリーターでも、時給に沿ってちゃんと働いたら、月々15万円以上はできるだろう。時給1000円で1食300円の物(外食)も食べられる国、どう考えても、貯金できちゃうだろう?

マレーシアでは時給150円対1食300円(外食)が普通になってきていて、フリーターで生活したいなら、墓穴を掘るに等しいこと。マレーシアでもそうだから、他にもっと厳しい国がもっと沢山あると思う。

こんなに「貯金できちゃう国」は、何で経済的に追いつめられてうつ病になるのだろうか?

 

肩書き社会の日本だから

うつ病の原因 肩書き社会の日本

首になったら、点々と転職したら、中卒だったら、社会は俺を二度と使ってくれない。使ってくれないから経済的においつめられちゃう。。。負の連鎖が生じる。

日本は肩書きを見過ぎる気がした。謙遜の文化が評価される日本である一方、肩書きで人を判断してしまうという矛盾な社会でもある。まあ、これは世界のどこに行っても同じだが。。。

Rさんの話を聞いたら、うつ病になった人の多くは社会から認められないからという理由らしい。この風潮が終身雇用社会を支えているとても大きな要素の一つなのではと思っている。

 

でもさ、中卒だっていいんだ。フリーターだって何が悪い?

 

大事なのは生き方。生き方をちゃんと決めていたら、肩書きなんか脆いものだけ。スティーブ・ジョブは世界を変えたいと決めて大学を中退した。ホリエモンだって大学を中退した。今日本最年少東証一部上場企業アドウェイズの社長も実は中卒だ。もちろん皆が中退すればいいって言っているわけではなく、彼らはなぜ中退してもよかったのかを考えようと言いたい。中退して社会から排除されるのを恐れなかったのか?

彼らは自分の生き方が分かったからだ。自分の生き方、目標を分かったら、肩書きなんか無意味。僕らは皆肩書きより生き方を重要視すべきだし、日本社会も肩書きより人々の生き方を見てあげるべきと思っている。

 

 Why を聞く力

うつ病の原因 WHYを聞く力

このような日本社会はどう変えればいいのか?どうすれば肩書き社会の風潮を変えられるのか?

「生き方が見つからないのは、皆 Why を聞かないからだ。日本では皆 How を聞く。どうやって仕事を終わらせるのか、どうやって首にならないのか、など。そうじゃなくて、何で僕はこの仕事をしているのか、何で僕はストレスを感じるのか、全てにおいて WHY を聞くべきだ」

僕は Rさんに言った。前に書いた記事に Whyを聞かない日本社会について話したが、やはり今の日本社会を変えるために、子供のころの教育から変えなければならないと思った。

今の大人はベンチャー精神の人が増えてきたが、まだまだ大部分の人が WHY を聞けない。ベンチャー精神が絶対にいいとは言っていないが、明らかにグローバル化時代に求められるもの、つまり今の時代だ。

子供のころから Why を聞く力を育ててあげよう。WHY を聞けば聞くほど、問題の根源に辿り、人は変化を求める。WHY を聞けば聞くほど、自分の生きたい道がわかり、人は視野が広くなる。本当に全てがこの WHY の力だと思いませんか?

 

今日のなる好ど

僕は個人的に「仕事が合わないだけで何でうつになるの?!」と思う。

ここで改めて「多文化、多様性」ということの重要性に気づいた。グローバルの時代に入ると、日本人はもはや日本だけのやり方ではついていけない場合が多くなってきた。こういう時代に、もう一つの言語を話せれば、もう一つの文化を知れば、別に日本のやり方だけが人生の全てではないということに気づくはず。

終身雇用じゃないとだめという社会にストレスを感じれば、マレーシアのような転職の経験を評価する社会もあるよと知ってたら、楽になりません?

日本語で言えないことがあれば、英語で言えば受け入れてくれることだっていっぱい。

自分はマレーシアと APU のおかげで、多言語、多文化の環境で育ってきたから言える。変なたとえだけど(今思いついたw)、月は地球から一面しか見られないが、宇宙語でも勉強して宇宙人と友達になって宇宙に行くとするだろう。そうしたら月のもう一つの面を見ることだってできる。(何を言いたいねん?汗)

つまり、言語と文化は、物事を見るもう一つの窓を与えてくれる。サラリーマンがいやなら登山家でもなってきたら?会社に入るのがいやならプロのブロガーになってきたら?世界を旅しながら生計を立てている人だっている。

いろんな生き方がある。いろんな価値観がある。これだけは心がけていきたい。

 

ちょっと暗い話だったが、実は。。。メリークリスマス!今年のクリスマスも最高だった^^

大阪でメリークリスマス

 

大阪でメリークリスマス

 

Shen Lim
A Chinese Malaysian, Blogger, Vlogger on YouTube, Tour Guide in Japan. He believes 1 day his videos can bring Japan and Malaysia together. マレーシア華人、ブロガー、YouTubeクリエイター、日本にいるツアーガイドです。いつか自分の動画は日本とマレーシアを繋げる架け橋になると信じています。 Read more ABOUT him.

This Post Has 2 Comments

  1. Akina M

    考え方さえ、見方さえ変えれば、
    世界は、人生は変えられますよね

    見方を変えるための自己肯定
    その作業が一番難しいです笑
    そもそも、自己肯定なんかしなくてもいいんでしょうか
    いや、大切ですよね
    いまの自分を自分自身で受け止めないと

    positiveでいれますように!
    いつもpowerをありがおうございます

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