訪日旅行会社FreePlus 22歳で起業した若きカリスマ社長・須田健太郎と面談|I wanna 起業 so much!!!

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月曜日朝、いつもより2時間早く起きた。時計を見たら、7時!今年に入ってこんなに早く起きたのは初めてだったかも。しかも前日夜はわくわくして夜中2時まで眠れなかった。

そう!今日は大阪に行って FreePlus 訪日旅行会社の社長に会いに行くんだ!

僕は一週間前に3年前にマレーシアで知り合った日本語教師ボランティアに参加していた小山さんという方に久しぶりに会って、就活の話しをしてたら 「FreePlusという会社はおもしろいよ!シェンにあいそう!」とすすめられた。家に帰ったら、すぐその会社のサイトをチェックした。やっぱり面白そうだなと初印象。

FreePlus Co.Ltd

http://www.freeplus.co.jp/

採用のタグで代表メッセージを読んでたら、社長は面白い方だなという印象を受けた。

テレビの取材もあった。

サイトと取材を見てたら、22歳という若い年に起業したこの方に、ぜひ会いたいなと思った。僕の就活は次の学期から始まるから、企業説明会などにも参加できなくてどうしようと思ったら、新卒採用の隣に「ガイド募集」というボタンを見つけた。「よっし!ガイド応募してみよう!」とエントリー出した。

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須田社長に会う

やっと面接の日に来た!
京都から電車で大阪梅田まで行って、オフィス探すのに40分歩き回った。

フリープラス旅行会社訪問

フリープラス旅行会社入り口

フリープラスのオフィスは引っ越したばかりの新しいオフィスらしい。ビルも白くて新しそうで、何かスーツ着なくてここに入っていいのかなという気がした。この写真はフリープラスオフィスの入り口の写真。日本式の畳でいやされる雰囲気だね。

入り口のほうに呼び出しの電話機が一台置いてあって、その上に小さいスクリーンがあって、「立命館大学 リムロンシェン様」と書いてあった。「へえ」と思った。僕は歓迎されたなとうれしかった。

電話をとったら、綺麗な日本語を話す職員の方が対応してくれた。入り口まで迎えに来たら、何とミャンマー出身の職員だった。すごく綺麗な日本語でびっくりした。

「緊張していますか?」と笑顔で心配してくれた。

会議室まで案内してくれて、退室の時も日本のビジネスお辞儀してくれた。日本の社会になれているなと感心した。自分は手を出して握手したんだけど、正直に僕のやり方でいいのかなと心配し始めた。

僕は日本語を話すが、マレーシア人だよという意識をもって日本人と接したいから、マレーシア人の挨拶文化などできれば支障をきたさない範囲内で残すようにしている。

ミャンマー出身の彼女が日本のやり方をそこまで完璧に徹底しているのを見たら、自分は果たしてマレーシア・日本折衷のやり方でいいのかなと心配した。

しばらく待ったら、社長須田健太郎さんが会議室に入ってきた。

第一印象:若い!

社長とは思えないぐらい身近に挨拶してくれた。「こんにちは!」って握手してくれた。たぶん僕は二ヶ月前に日清食品の社長安藤広基さんに会ってきたから、こんなに若くて元気な社長が出てくるとは思っていなかったんで、ちょっとびっくりした。

「えっリムさんはどうして日本に来ましたか?」というような挨拶話から始まった。とにかく話し方が「若い!」という印象だった。こっちも発言しやすい雰囲気だった。

須田さんは実はマレーシア人のハーフらしい。マレーシアの Batu Pahatという所が故郷で、生まれはクアラルンプールらしい。自分が華人の中の客家(ハッカ)系で、マレーシアが大好きだという。

マレーシア市場開拓

「実はうちはマレーシアの市場担当者がいなくて困ってるんだ」

話が始まった早々、須田さんはいきなりこれを言った。

「日本のマレーシア人留学生も少ないでしょう」と更に言った。

えっ?まさか僕に「一緒に仕事しよう」という誘いなのでは?と少し嬉しかった。もちろんその嬉しさは隠していた(つもり 汗)。

社長によると、フリープラスが2007年に起業したときに、「世界企業」にしようと決めたそうだ。最初は中国市場から始まって、半年にお客さんが2人しかいなかった。その後東南アジアの市場に進出しようとして、今はインドネシア、ベトナムに拠点を作った。

マレーシアは30年前から日本旅行ビジネスが熟していたから、起業したばかりの彼はマレーシアを狙えなかったという。

確かにマレーシアは30年前にマハーティル首相が「ルークイースト政策」を出し、日本との貿易関係が一気に強まり、旅行ビジネスも盛んになっていっただろう。
ところが、起業して6年経った。マレーシアの市場に入る自信ができたから、今度はマレーシア市場担当に適する人材を探しているという。前に中国人のスタッフをマレーシアに営業しに行かせようとしたが、やはりいくらマレーシアは華人の文化が普及しているといっても、英語やマレー語や各方言能力がないと、なかなか営業が難しいという。

そう話しながら、手元にあるアップルのパソコンで検索し始めた。

「実はね。日本のベンチャー起業は8割が5年ぐらいにつぶれるんです。」

グーグルで検索結果を見せてくれた。

「うちは今6年目なんですけど、今の状態だとつぶれる気はしないんですね。」

と社長の目からビームが発していた。将来の成功を確信し、わくわくしている者にしかない目だった。

「ガイドはできないが、会社説明会に来てみてください。」

と言われた。

実は、結果がこうなると予想していた。ガイドになるには五日間の勤務だとかが普通だから学生の僕にはできないだろう。

それでも、ガイドとして雇えないと決まっているのに、社長はまだわざわざ僕に会いに時間を割いてくれたということ。とてもうれしかったですね。須田さん、僕は会社説明会に行きますよ!

理念がないとつぶれる

須田さんは自分の起業経験を話してくれた。彼は21歳で「世界企業」を作ることを決め大学を退学し、22歳で IT 人材派遣会社で起業した。人材派遣のビジネスはうまく行ったが、リーマンショックに遭って、派遣の需要が一気に下がった。そのとき須田さんが目をつけたのが、SEO事業だった。

p/s SEO とは Search Engine Optimization という言葉の略で、ウェブサイトを検索エンジンの上位表示にさせる技術のことを意味する。

須田さんは IT専門出身だから、ウェブサイトやSEOの技術で仕事を得た。SEO事業は企業と1年という長期的な契約の形が多いから、安定した収入を得ていたという。

ところが、当初決めていた「世界企業」はどうなった?自分のやっていることは違うんじゃない?と気づいた須田さんは、再び自分の理念を模索していった。

そこで彼が辿り着いたのが訪日インバウンドビジネスで、世界に日本のファンを増やすという理念を決めた。

「企業に理念がないとつぶれるんです。つぶれる8割の会社とつぶれない2割の会社は何が違うかというと、とても簡単で、理念があるかないかです。」

須田さんは早くもこの原理に気づいた。そして理念を貫いてフリープラスを成長させてきたのだ。理念があるからこそ、迷わずそれに向けて良い顧客価値が作れるのだという。

須田さんの場合、「世界に日本のファンになってもらう」という理念があるから、従来の旅行会社よりも柔軟に旅行ツアーを企画している。

「今日二人のスタッフがいないんですけど、彼らはタイから来たお客さんのために忍者を装って喜ばせに行ったんです。」

日本の良さを世界に紹介したいという熱い理念があるから、あらゆるアイデアを出し実行できるのだ。

信頼できる仲間に頼る。病気でも仕事にわくわく

「うちの会社は旅行会社の中で初任給が一番高いんですね。観光業界の職員は実は平均的に学歴が低いんですね。皆大体月給16万ー17万円ぐらい。僕の考えでは優秀な人は高い給料をもらうのが当然だから、新卒でも25万円という高い給料を払ってます。皆優秀だから。」

フリープラスオフィス風景

フリープラスオフィス風景

「もう一つ、うちはベンチャー起業でありながら、新卒だけ採用するという制度なんですね。これは他のベンチャー起業から見ても怖いことですね。だってベンチャーって毎日変化しているから、新卒を採用するのは厳しいんです。」

なぜ新卒を採るようにしていますか?

「理由は簡単です。彼らは僕を信じてついてきてくれるから。僕が「世界企業を作ろう」って言ったとき、実際に沢山の人に笑われたんですね。経験ある者はもう職場に長いから、新しいベンチャー企業が世界進出するぞって言われても半信半疑の人が多いんですね。新卒は本当に僕を信じて、世界企業を一緒に作ってくれるんです。

なるほど。ついてきてくれる仲間がいるって本当に頑張れるんですね。実は須田社長は昨日までずっと熱だったらしい。家で休めって皆に言われたから家で休むことにしたが、仕事のことでわくわくして朝7時に起きてしまって仕事を始めたという。

やはり一緒に会社の未来のために頑張ってくれる信頼できる仲間がいることは、毎日わくわくなんだね。

メディアはビジネスの王道

市場が熟したと言われる観光業界に新しいベンチャー企業を作る事はかなりリスクがあるだろう。須田社長は時代の流れを読み取り、メディアから革命を起こしたのだ。

フリープラス会議室

フリープラス会議室

日本人じゃない経営者って本気に日本の良さを伝えようと思う気持ちも薄れるわけだという。そう話しながら、須田社長はほかの旅行会社のウェブサイトを見せてくれた。

確かに。。。。古くてださい感じ。やはり新しい時代に求められるデザインってものがあるという。メディアから着手して、フリープラスのウェブサイトを時代に合うようなものにし、SEOの技術で検索エンジンで上位表示させた須田社長の戦略は、言うまでもなく多くのビジネスチャンスを手に入れた。

ここで改めてITとメディアの重要さを痛感した。須田社長の成功は決して必然的なものではない。

彼は IT 技術をもってメディア戦略を活かし、起業に成功したのだ。当初の一人起業から、今マイナビでのエントリー数が5000人を超える規模の会社まで、須田社長の努力を感じるものだ。

たった30分間の話だったが、授業2コマの内容だった感じ。わざわざと時間を割いてまでマレーシアから来た知らない者の僕に会って下さって、しかも自分の経験を気さくに話して下さって、本当にありがとうございました。

 

なる好ど!

起業成功は必然的なものではない。須田社長の話をまとめると、

 

ビジョン (V) + クリエイティビティ(C) + メディア(M) = 起業

 

と言えるだろう。須田社長との面談終わった後、僕は魂を奪われたように、梅田駅周辺でうろうろしていた。話した内容がずっと脳裏に浮かんでいた。梅田駅はすぐ5分の距離なのに、20分ぐらいかかった。 I wanna 起業 so much!!!!

須田社長は本当に決心が強かったと思う。起業って言っても本気に学業、就職を捨てることができる人は何人いるのだろう?今の僕にはできない。でも、必ず起業するぞ!これからもこの VCM 原理を心がけて日々頑張っていきたい。

もちろん他にも沢山の要素があると思うが、これはあくまでも一部だけ言っている。あなたも起業について意見があればコメントで教えて下さい^^

Shen Lim
A Chinese Malaysian, Blogger, Vlogger on YouTube, Tour Guide in Japan. He believes 1 day his videos can bring Japan and Malaysia together. マレーシア華人、ブロガー、YouTubeクリエイター、日本にいるツアーガイドです。いつか自分の動画は日本とマレーシアを繋げる架け橋になると信じています。 Read more ABOUT him.

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